
まだまだ冬の寒さが続きますが、やわらかな日差しにふと春の気配を感じる日も増えてきました。2月15日の京都マラソンは、そんな季節の移ろいを感じながら街を巡る一日。ゴール地点にほど近い京都市京セラ美術館では、年間を通じて注目すべき展覧会がいくつも開催されています。
たとえば『NIHONGA AVANT-GARDE: KYOTO 1948-1970』では、戦後京都の前衛日本画の挑戦が多角的に紹介され、表現の革新性をあらためて考えさせられます。また、建築の視点から空間や社会との関わりを探る企画や、所蔵品によるコレクション展示も充実しており、幅広い関心に応える内容となっています。
マラソンの高揚感のあと、少し歩みをゆるめて作品と向き合う時間は格別です。スポーツの躍動と美術の静謐、その両方を味わえる場所として、美術館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお4月から京セラ美術館で開催される『西洋絵画400年の旅ー珠玉の東京富士美コレクション』展では、音声ガイドを担当します。