日本を代表する絵師・葛飾北斎は、欧米の芸術家に強い影響を与えた巨匠です。この北斎が信濃と深いかかわりを持つ画家であることはあまり知られていません。 今回の展覧会では、北斎に縁のある信濃の地、小布施・諏訪・松本の3つの地域と北斎の関わりに焦点を当てながら、肉筆画や浮世絵版画の名品を通して北斎画業の全貌を紹介し、北斎にとって信濃とは何であったのかを紹介して参ります。