開催地 | 開催期間 | |
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京都府 | 京都文化博物館 | 2021年04月06日 - 2021年05月23日 |
前代未聞の事件「承久の乱」。武家政権が大きく発展するきっかけとなった乱の様相をご紹介。 ナビゲーターは元NHKアナウンサー・加賀美 幸子さんと声優・井上悟さんです。 日本史上の重要事件の歴史的意義に迫ります。
2021年からさかのぼること800年。
承久3年(1221)、武家政権が大きく発展するきっかけとなった歴史上有名な「承久の乱」が起こりました。
朝廷の復権のため執権北条義時を討つべく後鳥羽上皇は挙兵しましたが、合戦に敗れ、隠岐に配流されます。
この承久の乱を機に、鎌倉幕府の優位のもとで公家と武家が並存する時代となりましたが、やがてその体制にも終止符が打たれ、南北朝の内乱が展開することとなります。
多芸多能の帝王であった後鳥羽院。
後鳥羽自筆の「熊野懐紙」や、自ら作ったと伝わる「太刀 菊御作」などゆかりの作品のご紹介や、当該期の最新の研究成果を踏まえて、皇族・貴族・武士・僧侶など、
この時代の人々の息吹を伝える古文書・肖像画・刀剣・仏画やこの時代を描いた絵画類から、日本史上の重要事件の歴史的意義に迫ります。
ナビゲーターは落ち着いた語り口に定評のある加賀美幸子さん(元NHKアナウンサー)と声優・井上悟さんです。
今によみがえる乱の様相をご覧ください。